MMORPGプレイ日記
 
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先生とのMMORPG

中学以来になります。
陸上の大会に出ることになりました。
種目はもちろん100メートルです。
こんな歳してまた走るなんて思ってもいませんでした。
中学の時の陸上のコーチ、ナガタケ先生がやってくるそうです。MMORPG
ドスのきいた低音ですぐに怒鳴り、二の腕は丸太のよう。
K-1の角田みたいな人です。
俺はもうスターティングブロック(走る時に足かけるヤツ)のはめかたも忘れていました。
どうやって調節するんだっけ?
まあ、いいや。
適当にはめこみます。 MMORPG
緊張の一瞬。
位置について…よーい、バン!
前半は快調な滑り出し。
スタートも悪くない。
問題は後半でした。
もう100メートル走れるスタミナがなかったんです。
あっという間にスピードが落ちる。
バテバテのままゴール。
結果的に一着ではあったけどタイムは現役時代に比べればかなり落ちていました。
ナガタケ先生がゆっくりとしかし確実に俺に近づいてきます。
堂々と肩を揺らして。
ああ、怒られる。そう思いました。
「お前ナメてんのか?」
先生の口癖でした。
ドスのきいた声で脅すように言います。
萎縮した俺は何も言えずにただうつむくだけ。
「お前一度に色んな事できねえんだから走る事だけに集中しろ」
俺は遠慮がちに先生の顔を見ます。
ふと昔と違う事に気がつきました。
声は怒っているのに顔は笑っているんです。
昔と違う…。
感情が爆発してしまいました。
「あんたはいつも走る前に何も教えてくれなかったじゃないか!」
先生は笑顔でうなずくんです。
「あんたは俺がこの28年自分なりに頑張った事を知らないじゃないか!」
八つ当たりです。
それでも先生は黙って笑顔でうなずいてくれます。
その瞬間、俺の首に太い丸太が絡んできました。
先生が強引に俺を抱き締めたんです。
とても力強く。
「そう、お前は頑張ったよ。よくやったよ」
俺はその言葉を聞いて涙が止まりませんでした。
鼻をならしながら、ナガタケ先生の青いポロシャツを涙で汚してしまいます。
ナガタケ出会い先生の言葉に安心してしまったんだと思います。
先生は俺の頭をぐしゃぐしゃにして、優しく抱き締めてくれました。
今日、出会い俺が見た夢です。
目が覚めると鼻をならしながら泣いていました。
本当に泣いてしまった。
でもとても素敵な夢でした。
あのめちゃくちゃ恐かったナガタケ先生に会いたくなっています。
辛い出会い現実と孤独を抱えて過ごす今を、ナガタケ先生だけはわかってくれた。
ナガタケ先生なりの励ましで俺はちょっと頑張れそうな気になった。
夢には違いないけど。
また目頭が熱くなってきちゃったよ…。



4月10日(土)11:22 | コメント(0) | まんが・アニメ | 管理

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